闇金対応したらとんでもないものが来た(後編)

2021年9月11日

ヒロムの事件簿(闇金対応編後編)

大きな事務所ではないので、他の事務員さんにも聞こえていますが、一応他の事務員さんを見ると、みなさん「違う、違うウチじゃない」と手を振ります。

「ウチ頼んでないですよ」

一瞬何を私が何を言ったのか理解できず、デリバリーの方は「はい、157,500円ですー」と。

「いえいえ、ウチじゃないですよ、これ」

その時言葉の意味を飲み込んだ、デリバリーの方は

「あっ。。。」といい、伝票を見直します。

「ここ〇〇ビルの〇〇号室の〇〇様ですよね?」

「あってますけど、ウチは頼んでいないです。。。」と言い終える瞬間、先ほどの先生の言葉が思い出されました。

「なんか届くみたいだよ。。。」(先生)

闇金の嫌がらせか!!

とりあえず、デリバリーの方には被害届を出すから、いったん戻ってくれるよう依頼し、先生に電話で相談します。

中々電話がつながらず、着信の折り返しを待っていると、ビルの外に救急車のサイレンが止まった音がしました。

窓から、一階を見ると、警察車両が数台と救急車が、、、

咄嗟にこれも闇金の仕業かっ。。。

案の定、ピンポーンと鳴り、「警察ですが、この部屋で刃物で暴れた男に切られ、負傷者が多数と通報を受けたのですが」と。

さすがにこれには事務長が対応してくれ、いたずらとの話をしてくれました。

とりあえず、その警察の方に先ほどのお寿司の件も話、改めて先生から連絡する旨を伝え、帰っていただきました。

マンガみたいな話ですが、最近ではほとんど聞かないですが、昔は同じような話も結構聞きました。


コンテンツについて

元法律事務所職員ヒロム事件簿コンテンツについては、元法律事務所職員のウェブライターより提供いただいたコンテンツです。
ストーリーの脈はそのままに、該当の事象や人物などが特定されない範囲で、脚色させていただいているフィクションとなります。