弁護士は広告禁止だった!~弁護士事務所ふむふむ~

2021年9月26日

戦前は新聞広告などは当たり前だったようですが、戦後日弁連が発足され、「弁護士倫理」のもと広告は禁止となった。

いわゆる「品位を落とす行為をしてならない」に抵触するのかな?

2000年になって、市場のニーズに答える形で解禁になったらしいけど、弁護士にとって絶対的な弁護士倫理の「品位を落とす行為をしてはならない」が大きく立ちふさがらり、2000年以降しばらくの間、弁護士の広告はなかったみたい。

もちろん、今みたいに誰もがネットで情報を探す時代ではなかったので、見かけなかったのも当然かな。

今ではTVやラジオ、ネットでもたくさん広告を見るようになったけど、2000年以降、沈黙していた弁護士の広告は、2006年の最高裁の「グレーソーン金利は違法だ」という判決を機に、一気に債務整理の広告ブームとなった。

もちろん、その際も絶対的な 「品位を落とす行為をしてはならい」 との戦いがあったと聞く。

この 「品位を落とす行為をしてはならい」 は誰かが「あの行為は品位を落とすのではないか?」と弁護士会に告げることで、弁護士会の倫理委員会みたいなところで話し合いが行われる。

その倫理委員会が当時、インターネットのことをどれぐらい理解していたかはわからないけど、相当の摩擦があり、それを今のように当たり前な状態に持って行った弁護士の先生がいたと聞いた。

そのおかげで、「知らずに高金利を支払っていた人」が過払い金を請求できたり、借金に苦しんでいてその解決に向かった人も多いと思うので、その功績はとても大きいよね。

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