過払い金がある人は情報弱者?~あるあるシリーズ~

2021年9月26日

過払い金が発生しているということは2007年より前から消費者金融やクレジットカードでキャッシングをしているということ。

当時は今のようなインターネットがまだまだ一般的ではなかったので、情報の入手がネットで得ることは難しかった時代。まさにガラケー全盛期で、「i-modeは見るけど、インターネットは使っていない」という訳の分からない人が沢山いた時代。i-modeもインターネットだっての!!(笑)

とはいえ、自分が借りようとしているキャッシングの金利ぐらいは気にするのが普通かと思うけど、実際には多く人が29%前後で借りていたのは事実。

1970年から80年前半にかけては金利は40%を超えていたのも事実。
40%だなんて、一生返せない気がするのに、その時もたくさんの人が借りていた。

特に、画期的な無人契約機ができたことも大きいと思う。
「ラララ無人くーん♪」というCMが当時流れていたけど、借金=ネガティブなものなので、そこの心理を上手く捉えた消費者金融側の天才的な仕組みだね。

では、その時期に安い金利で借りれたところはないのか?というとそうでもなくて、2007年ころには銀行系のモビットやキャッシュワン、オリックスやジャックスといった業者は20%以下で貸し出しをしていた。

それらの業者マイナーかというと、当時もTVCMしてたのでメジャーの部類。

商売をしていて、支払いに行き詰まり、「明日にはお金を用意しなくては」というのはまだしも、個人でこういった高金利な業者を調べもせず借りてしまうのは、「情報弱者」といっても言い過ぎではないだろう。

ショッピングで作ったクレジットカードで、つい数万円のキャッシングした。というのは便利だし、わからんでもないけど、いきなり29%くらいの金利のアコムやプロミス、レイクなど高金利の代表格で借りるのはどうかと思うね。

「普通に考えれば高い金利で借りるはずない」なんだけど、消費者金融も一定数が何も調べないで、飛びつく「情報弱者」がいるってことを知っているんだよね。

いつの時代も「情報弱者」は搾取され続ける

また、これだけTVCMで「過払い金」というものを宣伝しているにも関わらず、自分が該当していると思っても何もしない人たちも一定数いるのだ。

「もう終わったことだから、いいや」とか「そもそも過払い金なんて怪しい」とか言って、みすみす時効を迎えてしまっている。

勤務しているときによくいたのは、話を聞く限り過払い金は発生しているというのに、途中から「なんだか面倒くさそうだ」とか「おたくの事務所は本当に大丈夫なのか心配だから」などと、意味の分からない事を言い出して、結局請求しない人も多い。

そんな時いつも思うのが、「情報弱者はいつまでも損をする」ということ。

まぁ、世の中にはこんな人が多くいるから商売も成り立っている業種も多く、結果経済が回っているという皮肉な世界なんだろうね。

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元法律事務所職員ヒロム事件簿コンテンツについては、元法律事務所職員のウェブライターより提供いただいたコンテンツです。
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